商談の日程調整を自動にする方法と手順
Madoake 編集部·公開
商談の日程調整を自動にするには、自分のカレンダーの空き時間だけを表示する「予約ページ」を作り、その URL を相手に送ります。相手が枠を選んだ時点で予定が確定し、カレンダーへの登録、会議 URL の発行、確認とリマインドのメールまでが人の手を通さずに進みます。
日程調整で時間がかかっている作業
メールでの日程調整は、1 件あたりの作業が少なく見えても、件数が増えると担当者の時間を大きく取ります。自動にする前に、どの作業が減るのかを確かめておくと、設定の優先順位が決まります。
| 作業 | メールでのやり方 | 自動にした後 |
|---|---|---|
| 候補日を探す | 自分のカレンダーを見て空きを書き出す | 空きだけが予約ページに出る |
| 相手とのやり取り | 候補を送り、返事を待ち、合わなければもう一度 | 相手が予約ページで選ぶだけ |
| 予定の登録 | 決まった日時を手でカレンダーに入れる | 予約と同時に自動で入る |
| 会議 URL | Google Meet や Teams の会議を作って送る | 予約と同時に自動で作られ、確認メールに入る |
| 前日の確認 | 前日に「明日よろしくお願いします」を送る | リマインドメールが自動で届く |
| 担当の割り振り | 誰が受けるかを社内で相談する | 担当者の空きに合わせて順番に割り振る |
メールで日程を決める場合の文面は、日程調整のメール例文にまとめています。件数が少ないうちはメールでも回りますが、月に 10 件を超えるあたりから、自動にした方が手間と取りこぼしが減ります。
自動にする手順
1. 受け付ける商談の種類を決める
最初に「何の予約を受けるか」を 1 つ決めます。初回の無料相談、サービス説明、契約前の打ち合わせなど、所要時間と目的が違うものは、別々の予約ページにした方が相手も選びやすくなります。
決めておくことは次の 4 つです。
- 予約ページの名前(例:無料相談 30 分)
- 所要時間(30 分、60 分など)
- 場所(オンラインか、対面か)
- 予約の前に聞いておきたいこと(会社名、相談したい内容など)

2. カレンダーをつなぐ
予約ページに出す空き時間は、担当者のカレンダーから取ります。Google カレンダーか Microsoft 365(Outlook)をつなぐと、すでに予定が入っている時間は自動で予約できなくなります。手で空き時間を入力する方法は、予定が変わるたびに直す手間が残るため、おすすめしません。
3. 受け付ける時間と余白を決める
カレンダーが空いていても、商談を受けたくない時間はあります。次の項目を決めておくと、無理な予定が入るのを防げます。
| 項目 | 決め方の例 |
|---|---|
| 受け付ける曜日と時間帯 | 平日 10:00〜17:00 |
| 予定の前後の余白 | 前後 15 分(移動や準備の時間) |
| 何日先まで受けるか | 30 日先まで |
| 何時間前まで受けるか | 開始の 24 時間前まで |
4. 会議 URL と確認メールを自動にする
オンラインの商談なら、予約が入ったときに会議 URL を自動で作る設定にします。Madoake では、Google カレンダーをつないだ担当者は Google Meet、Microsoft 365 をつないだ担当者は Teams の会議 URL が自動で作られ、相手への確認メールとカレンダーの予定の両方に入ります。Zoom を使う場合は、固定の会議 URL を設定しておく方法になります。
確認メールには、日時・所要時間・会議 URL・キャンセルや変更の方法を入れます。前日や当日のリマインドも自動にしておくと、うっかり忘れによる欠席が減ります。
5. 複数の担当者で受けるなら振り分けを決める
営業や相談の担当が複数いる場合は、誰が受けるかの決め方を選びます。
- 順番に割り振る(ラウンドロビン):担当者の空きを合わせて表示し、予約が入った順に割り振ります。特定の人に偏らないようにしたいときに向きます。
- 決まった担当者が受ける:担当者ごとに別の予約ページを作ります。
- 全員で受ける:社内の複数人が同席する打ち合わせに使います。
6. 予約ページの URL を送る・置く
作った予約ページの URL を、相手に送るか、自社のサイトや資料に置きます。
- メールの本文や署名に入れる
- 自社サイトの「無料相談」ボタンのリンク先にする
- セミナーのお礼メールやアンケートの最後に入れる
- 資料や名刺に QR コードで載せる
URL だけを送ると、相手に調整を任せたように受け取られることがあります。送るときの一言は、日程調整のメール例文の「予約ページの URL を送る」を参考にしてください。
自動にした後に見直すこと
予約ページを使い始めて 1 か月ほどたったら、次の 3 点を見直します。
- 予約が入っている曜日と時間帯:入らない時間帯は受付から外し、入りやすい時間帯を増やします。
- 予約の前に聞いている質問:答えが毎回同じ質問や、商談で使っていない質問は外します。項目が少ないほど、予約の途中でやめる人が減ります。
- 当日の欠席:欠席が多いなら、リマインドの文面に当日の流れや準備を足し、前日に確認できるようにします。
どこから予約が来たかも記録する
予約ページを複数の場所に置くと、どこからの予約が多いのかを知りたくなります。配る場所ごとに URL を分けておくと、メール・セミナー・自社サイトのどこから来た予約かを比べられます。Madoake では、配る場所ごとの追跡リンクや QR コードを作り、予約ごとに流入元を記録します。
問い合わせやセミナーとつなげる
商談の予約は、問い合わせフォームやセミナーの後に入ることが多くあります。
- 問い合わせフォームに回答した人を、そのまま予約ページに案内する
- セミナーの終了後に、個別相談の予約ページを案内する
この流れを 1 つのツールで受けると、「どのセミナーに出た人が商談に進んだか」まで追えます。セミナーの申込の受け方はセミナーの申込フォームの作り方に、コンサルティング会社での使い方はコンサル・IT 企業向けの使い方にまとめています。
AI に予約ページを作ってもらう
Madoake を Claude や ChatGPT などの AI につなぐと、「平日 10 時から 17 時、30 分の無料相談の予約ページを作って」と頼むだけで、予約ページの下書きを作れます。公開は内容を確かめてから人が行います。つなぎ方は AI 連携の説明にあります。
料金の目安
Madoake は、予約ページ 1 つ・月 30 件までならフリープラン(0 円)で使えます。担当者が複数いる場合や、予約ページを分けたい場合は、スタンダードプラン(月 3,000 円・税抜)になります。14 日間はすべての機能を無料で試せます。
よくある質問
相手がカレンダーの予約ページに慣れていなくても大丈夫ですか
予約ページは、日付と時間を選んで名前とメールアドレスを入れるだけで完了します。アカウントの登録は要りません。心配な相手には、メールの本文で「ご都合のよい枠を選ぶだけで確定します」と一言添えると伝わりやすくなります。
予約が入ったあと、相手の都合で日時を変えたいと言われたら
確認メールの「日程の変更・キャンセル」の案内から、相手が自分で変更やキャンセルをできます。担当者の側で調整する場合は、管理画面から予約を確認して、改めて予約ページの URL を送ります。
同じ時間に 2 件の予約が入ることはありませんか
カレンダーをつないでいれば、すでに予定がある時間は予約ページに出ません。予約が入った時点でカレンダーに予定が入るため、同じ枠に 2 件入ることはありません。
対面の商談にも使えますか
使えます。場所を対面にすると、会議 URL の代わりに住所や案内を確認メールに入れられます。移動の時間は、予定の前後の余白で確保します。


